マタニティウェディングに適した時期って妊娠初期・中期・後期のどれ？

マタニティウエディングを検討する上で1番気になるのが、お腹の赤ちゃんと新婦さんの体調ですよね。
妊娠何ヶ月までなら結婚式を挙げて大丈夫なのでしょうか。

まずは妊娠中の状態について知ろう

妊娠週数は妊娠初期（1～4ヶ月）、妊娠中期（5～7ヶ月）、妊娠後期（8～10ヶ月）に分けられます。

妊娠週数と妊娠月数の数え方

最終月経の始まる初日を0週0日とし、7日で1週と数えたものが妊娠週数です。
「あれ、生理がこないな」と思ったら、多くの人が妊娠5週くらいの時期になっています。
また、妊娠月数は4週間をまとめて1ヶ月と数えます。0～3週が妊娠1ヶ月、4～7週が妊娠2ヶ月です。

妊娠初期（妊娠1ヶ月〜4ヶ月）

身体が出産に向けて変化を始める時期。
お母さんは、お腹の赤ちゃんにトラブルがないように無理は禁物！
出血が起こりやすかったりする場合もあるので、身体をとても大切にしなければいけません。
程度は人によって違いますが、つわりが1番つらいのもこの時期です。
多くの方が妊娠4ヶ月前後でつわりが落ち着きます。

妊娠中期（妊娠5ヶ月〜7ヶ月）

妊娠中期は、一般的に安定期と呼ばれています。
この頃から胎動が感じられたり、赤ちゃんの性別がわかったりし始めます。
つわりも治まって妊娠期間の中で1番すごしやすい時期なんです。
急激におなかが大きくなる時期なので、転ばないように足元にはお気をつけください。

妊娠後期（妊娠8ヶ月〜10ヶ月）

妊娠後期はおなかがさらに大きくなります。大きくなった子宮が胃や膀胱などを圧迫するので、頻尿やむくみ、胃の不快感など体調不良になる人も。
臨月頃には解消されることが多いようですよ！
また、おなかが重くなるため腰痛になることも。
この頃になると育児用品を用意したり、入院準備をしたりと何かとバタバタすることが多いです。

妊娠中の結婚式、挙げるのに適した時期は妊娠中期（安定期）

プレ花嫁

妊娠初期から後期まで、おなかの赤ちゃんのためにも身体を大事にしなきゃいけないんですね。
結局、いつなら結婚式が挙げられるんだろう。

編集長マユ

マタニティウエディングに適した時期は、妊娠中期（安定期）です。
安定期に入ってつわりが落ち着いて、まだおなかがそんなに大きくない時期がベスト。
一般的に妊娠中期が1番過ごしやすい時期と言われています。

結婚式は、結婚式場の決定、プランナーさんとの打ち合わせ、招待状の発送などの事前準備が大変。
それだけでなく、当日は着慣れないウエディングドレスを着てゲストのおもてなしなど一日中気を張るイベントです。

妊娠初期だと、つわりで気分が悪くなったり体調が悪くなりやすいので、避けたほうがいい時期。同じく、妊娠後期はおなかが重くて腰痛になりやすいので、1日がかりの結婚式は負担がかかります。
マタニティウエディング専門のママ婚では、約83%の方が妊娠5ヶ月から7ヶ月の間の妊娠中期に結婚式を挙げているそうですよ！

マタニティウエディングを無事成功させる4つのポイント

妊娠中期（安定期）といえども、妊娠中の身体はいつもと違います。
マタニティウエディングを無事に成功させるために、4つのポイントに気をつけて準備を進めましょう！

ポイント

無理のない式の進行を計画する
ウエディングドレスは着心地重視で
体調が不安ならあえてお色直しを増やして
マタニティウエディングに慣れている結婚式場を選ぶ

無理のない式の進行を計画する

妊娠中期は安定期とはいえ、立ちっぱなしも座りっぱなしも血行が悪くなるのでオススメしません。ずっと同じ体勢でいるのも辛いですよね。
ウエディングプランナーさんと相談して、無理のない程度に動きのある演出にしてもらうことをオススメします。

ウエディングドレス選びは着心地重視で

ウエディングドレスは、おなか周りが圧迫されたり、肩で吊るデザインだと重さが辛かったりとデザインによっては妊娠中に着るのはちょっと辛いものも…
結婚式場によってはマタニティ対応のウエディングドレスを用意しているところもあるので、ウエディングプランナーさんに相談してみましょう！
上下セパレートタイプや、おなかより上からふわっと広がっているデザインは苦しくなくてオススメです。

また、ヒールの高いシューズは避けるのが無難。慣れないウエディングドレスで転んでしまっては大変です。
結婚式の最中はヒールの低い靴を履いて、写真撮影の時だけヒールが高めの靴を履いたという体験談がありました。旦那さんとの身長差などで写真映りが気になる方はこういう方法もありますよ♪

マタニティウエディングの選び方について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

: 妊娠中のウェディングドレスの選び方・オススメのシルエットはこれ♪

どうしても体調が不安なときはあえてお色直しを増やす

結婚式・披露宴当日、もし体調が悪くなったらどうしよう…と不安な方はあえてお色直しを増やしてみてはいかがでしょうか。
控え室に戻って、ドレスを全部脱いで少し休んで、また別の衣装を着ると少し楽になります。
ずっとゲストのみなさんの前に出ているよりも少しの時間控え室に戻れるってだけで、息抜きにもなりますよ♪